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誤判冤罪の爪痕 1                    弁護士八尋光秀
このところやってもいない罪で逮捕・起訴され、自白したとして有罪にされる。のちに真犯人が現れ、あるいは警察・検察の手元から無罪の明白な証拠が現れる。そんな誤判冤罪がつぎつぎに発覚してくる。こんなにはっきりした証拠があって無罪にするのに職業専門裁判官、プロの事実認定官はいらない。逆に有罪にするのに裁判官が必要だったとでも言いたくなるような案件だ。裁判で認定される事実は、「真実」そのものではなく、証拠によって認められる事実にとどまる。新たに証拠が提出されれば、変更されるべきことが予定されたいわば裁判官の確信に基づく仮説。だから誤判冤罪という結果から裁判官を責めるということにはならない。しかし、そこにはその判断過程が合理的だったかどうかという歴史的な批判にさらされることにはなろう。誤判冤罪は、冤罪被害者、犯罪被害者、裁判官などに多くの爪痕を残す。それをたどろうと思う。

(2012/10/17)

「回想の松川弁護」 大塚一男著 日本評論社 2009年初版
読み始めたきっかけがなんだったか忘れてしまったがなんども心が震えた。戦後最大の冤罪事件をたたかった弁護士のその時々の想いが綴られる。たしか「冤罪に抗して」を読んだときにも、同じ熱が湧いてきた。弁護士ひとり一人がこうあらねばと。その時はそうとは知らず、大塚先生と日弁連再審部会だったと思うが、ほんの一言だけの言葉を交わしたことがある。大崎事件の報告を終えた私に近づいてこられた。「再審請求書とてもよくできていました」「ありがとうございます」。あとで知り合いの弁護士に「大塚先生なんて言っておられたの」そう聞かれてその人とはじめて知った。「有罪判決の証拠は串刺しにしろ」(えん罪に抗して)「有罪判決の根拠を掘り崩せ」(回想の松川弁護)今までもこれからも大切にする教えです。       弁護士八尋光秀

(2012/9/29)

「転落自白」出版しました。               八尋光秀
日本評論社から「転落自白」がでました。人はやってもいない犯行を「自白」させられてしまう。「日本型えん罪」は、なぜ生まれるのかと。布川事件冤罪被害者桜井さんに帯文を寄せていただきました。2009年3月から2年間研究を行いました。それから1年間半かけて文章をだしあいました。少しは読みやすくなったと思います。お手にとっていただければ幸甚です。主要書店にはおかれているそうです。 八尋光秀 拝

(2012/7/31)

転落自白の出版について               八尋光秀
この雪冤プロジェクトの母体となる、研究会が本を作りました。転落自白です。日本評論社から今月下旬に出版されます。できる限り読みやすくしたつもりですが、やはり固いところが残りました。でも、なかなかにわかりやすいとも自負しています。高校生いや中学生も対象にするとして始めました。読んでいただいてご批判などいただければ幸甚です。

(2012/7/17)

えん罪4事件の誤判研究報告書
本研究会の誤判研究報告書をアップしました。

大場史朗

(2012/6/6)

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