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梅雨忌                         弁護士 八尋光秀
本日は梅雨忌をとりおこないました。熊本県玉名市生命山シュバイツアー寺にて14時から。1975年6月17日、えん罪死刑囚西武雄の刑が執行された。ハンセン病療養所に彼が寄贈した梵鐘は今も姶良野にに響く。カトリックフランコ神父、大本教木村さん、そしてシュバイツアー寺による合同式。
叫びたし 寒満月の 割れるほど
は西武雄の獄中句。
5月20日が事件の日。今年は5月19日日曜日から現場法要を行い、その後全国キャラバン。今日がえん罪福岡事件春のキャンペーン最終日でした。古川泰龍師「私はわらじがぬがれない 」と西武雄の「死なぬ死刑囚」。故人が私たちにゆだねた宿題です。         

(2013/6/16)

福岡事件ー現場法要                     八尋光秀
1947年5月20日福岡市堅粕で二人の男性が射殺された。これを強盗殺人事件として二人の男性が死刑判決を受けた。二人は冤罪を叫びながら、抗争と誤って二人を射殺した一人は恩赦で無期懲役に、事件とは全く関係ないと叫び続けた一人は死刑を執行された。いわゆるえん罪福岡事件、死なぬ死刑囚西武雄です。今日はあいにくの雨、苗代寒の一日だけど現場法要を行います。玉名市のシュバイツアー寺が主催。毎年この現場でのこの法要で冤罪死刑囚西武雄の雪冤を祈ります。西武雄の死刑執行は1975年6月17日。今年の雪冤追悼梅雨忌は6月14日福岡市大名カトリック教会、同16日玉名市シュバイツアー寺でとりおこないます。

(2013/5/19)

菊池事件死刑執行後再審請求の要請      弁護士 八尋光秀
昨年菊池事件の再審請求の要請を検事総長あてに行いました。検察庁は「真摯に検討したい」とのこと。第2次無らい県運動渦巻く中、ハンセン病に対する誤った社会認識が刑事司法をも呑みこんで、犯人とされた彼への予断が先行し、矛盾に満ちた客観証拠のうわべだけを糊塗して死刑を宣告した非公開裁判。検察庁がその本質に迫り自ら暴くことを期待します。この要請活動を支援する目的で「新・あつい壁」を福岡で上映するための準備会を行いました。この映画の評価については良いも悪いも多様な意見があります。制作の段階から意見がだされ、改稿をくり返しもしました。訴訟にもなりました。日本の刑事司法制度への批判が薄く事件の冤罪性への踏込が弱い。そう言った意見にもっともだと思うところもあります。今回は冤罪菊池事件の死刑執行後再審を支援するための試みとして取り上げます。映画の評価も合わせて、菊池事件と日本の刑事司法そして死刑制度について、皆さんと考えたいと思います。上映予定日は死刑執行日である9月14日を見込んでいます。

(2013/4/6)

大崎第2次再審請求棄却             八尋光秀
去る3月6日13時に出されました。請求棄却にもかかわらず、地元紙が号外を出しました。さらにその後もメディアの特集が組まれています。その趣旨は裁判所に格差があるという指摘です。裁判所、裁判官によって、証拠開示も、証拠採否も、証拠評価もバラバラ。それで質のそろった判断ができるわけない。手続きや論理や思考過程は添え物で、質の高い主観をもったところに当たればいいが、そうでなければアウト。そんな批判を込めた動きです。裁判に格差があってはいけないですよね。そんなものがあるなんて信じられないというほうが、多くの気持ちをあらっわしているかも。大崎事件については、私のオフィシャルサイトでも扱っています。

(2013/4/2)

誤判冤罪の爪痕 2                 弁護士 八尋光秀
人は誰でもまちがいをおかす。やれることをすべてきっちりやった、けれども結果として間違えた。誤判冤罪が明らかとなり、かつて自らの裁判を振り返ってそう慰める裁判官がいるかもしれない。自らの起訴であり弁護をおなじように正当化する検察官であり、弁護士がいるかもしれない。でも本当に自分の行いを許せる日が来るだろうか。法や規則に従って適正にやった。手続や証人の採否や事実認定でもするべきことはすべてやった。だからやってもいない人を罪に陥れたのはやむを得ない。そうは言っても。専門家はいつまでもどこまでも結果を背負っていかなければならないように思う。世間が許しても、同僚が理解してくれても、近しいひとが慰めてくれても。いつまでもどこまでも誤判冤罪を自覚的に背負い続けることでしか許されることではないのだと思う。

(2012/11/20)

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