冤罪はかならず繰り返されます。裁判制度というものはそういう限界をもって成り立っています。いわば社会においてすべての構成員がすべからく負うリスクです。しかしだからといって、それを放置していてよいということはありません。冤罪はできるだけ少なくしなければなりませんし、ただそれだけにとどまることなく、かならず晴らされなければなりません。その雪冤への道が遠く厳しく困難を極めるものであっても、必ずや晴らされなければなりません。
それは、冤罪被害者とその家族のために、司法のために、社会のために、私たちひとりひとりのために必要不可欠な行いです。
雪冤はたったひとりではできません。社会においてその活動が支援されなければなりません。ですから、それが社会的活動として承認され、これに対する支援を促進する政策を支持する必要があります。さらには、雪冤のための法的な手続がより広く許容される法制度の整備を求めます。
このような社会基盤を整備するためにも、ともに雪冤活動を伝えあい、支えあうことが必要だと思います。
是非とも、皆さんの貴重な雪冤活動をこのサイトにお寄せください。
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