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事件名
財田川事件
状態
確定無罪
事件名(よみ)
さいたがわじけん
事件発生日
1950/2/28
罪名
強盗殺人罪
事件地都道府県
香川県
事件地名
三豊市
事件概要
1950年2月28日,香川県三豊郡財田村(現三豊市)で,何者かによって被害者が殺害され現金が奪われるという,強盗殺人事件が発生した。
警察は別件で逮捕していた被告人にこの強盗殺人事件の容疑を掛け,取り調べを開始した。被告人は,アリバイに疑惑が残ると判断されたため,約2ヶ月間に渡って暴行・脅迫等による厳しい拷問による取調べを受け,自白を強要された。
公判で,被告人は,自白が強要されたものと主張し,一貫して否認し続けた。しかし,血液鑑定等の状況から,死刑判決が下された。
その後,自白内容の不合理性と,血液鑑定が偽造された証拠に基づく疑惑が残ったことから,再審無罪となった。自白偏重,科学的捜査の偏重が生み出した冤罪事件の1つといえよう。
判決日
1984/3/12
判決裁判所
高松地方裁判所
書誌
判例時報1107号13頁,判例タイムズ523号75頁
1審
死刑
2審
死刑
最高裁
死刑
差戻し等
再審
○
自白/否認
備考
四大再審冤罪事件の1つ。
【事件関連書籍】
・鎌田慧『死刑台からの生還−無実!財田川事件の三十三年』(立風書房,1983)。
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