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冤罪事件データベース
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事件名 松山事件 状態 確定無罪
事件名(よみ) まつやまじけん 事件発生日 1955/10/18
罪名 強盗殺人、非現住建造物放火
事件地都道府県 宮城県 事件地名 大崎市
事件概要
昭和30年10月18日に、宮城県の旧松山町で農家が全焼し、この家に住む一家4人が死亡した。
捜査機関は、事件発生後に地元を去った人間として甲に疑いをかけ、別件で逮捕し、その後強盗殺人・放火で逮捕、起訴に至った。

昭和32年10月29日に仙台地裁で死刑判決が出た後、仙台高裁で控訴棄却、昭和35年11月1日に最高裁が上告を棄却し、死刑が確定した。

検察側の主要な証拠は,自白調書とそれを裏付ける物証とされた甲宅から押収された布団に付着した血痕及びその血液型鑑定だった。
しかし,再審請求後の証拠調べによって、布団に付着した血痕の付着状況の不自然・不合理性が指摘された。
また、甲の自白については、一応その任意性を認めた一方で、秘密の暴露がない点、重要部分の供述内容が変遷している点、具体性に欠ける点など、信用性を否定した。
結果、甲による犯行を認定できないとして、昭和59年7月11日、無罪が確定した。

捜査機関による強行な捜査が招いた、四大死刑冤罪事件のひとつである。
判決日
1984/7/11
判決裁判所
仙台地方裁判所
書誌
判例時報1127号158頁
1審
死刑
2審
死刑
最高裁
死刑
差戻し等
再審
無罪
自白/否認
備考
ジュリスト 1963年10月15日号(No.284)【特集】松川事件最終判決
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