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事件名 袴田 状態 係争中
事件名(よみ) はかまだ 事件発生日 1966/6/30
罪名 住居侵入,強盗殺人,放火
事件地都道府県 静岡県 事件地名 旧静岡市(現在の静岡市の東)
事件概要
昭和41年6月30日未明,静岡県静岡市の東に隣接する旧清水市で,味噌製造会社の専務宅が出火し,全焼した現場から刃物による多数の傷を受けた一家4人の死体が発見された。

同年8月18日,甲のパジャマに血痕や放火に使われたものと同種の油が付着していたとして,甲が逮捕された。再審を請求している弁護団は,このパジャマには,肉眼では見えないほどの微量の血液しかついていなかったにもかかわらず,捜査側は「血痕の付着した衣類発見」と大々的な発表をしており,捜査自体が恣意的なものであったと主張している。
 
逮捕から20日経った同年9月6日,甲は犯行を自白し,9日に起訴がなされた。

一審の公判中に、工場内の醸造用味噌タンクの味噌の中から5点の衣類が発見され、その後,甲の実家に捜索に赴いた警察官が、このズボンと生地・切断面が一致する共布を「発見」したことから,これを決定的な証拠として,昭和43年8月11日一審で死刑が言渡された。

その後,昭和51年5月18日に控訴が棄却され,昭和55年11月19日に上告が棄却され,死刑が確定する。

 しかしながら,本件では,証拠とされた衣類を甲が履けないことや,逃走経路とされた裏木戸を人が通ることができないこと,凶器とされた小刀が被害者の傷と一致しないことなどが指摘されており,昭和56年4月20日,静岡地裁に再審が申し立てられた。平成6年8月9日にこれが棄却されたため,現在東京高裁第二刑事部に即時抗告審が継続している。



判決日
1980/11/19
判決裁判所
最高裁判所
書誌
1審
死刑
2審
控訴棄却
最高裁
上告棄却(死刑確定)
差戻し等
再審
自白/否認
自白
備考
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