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事件名 小島 状態 確定無罪
事件名(よみ) おじま 事件発生日 1950/5/10
罪名 強盗殺人
事件地都道府県 静岡県 事件地名 清水市
事件概要
 本件は,1950年5月10日,静岡県庵原郡小島村(現清水市)において,夫が出張中の自宅で就寝中であった婦人が凶器で殴打され死亡し現金が奪われたという事案である。

 1審の無期懲役判決に対し,弁護側が自白の任意性を争い控訴したが棄却。さらに自白の任意性を争い上告したところ,最高裁は「調書の作成過程で不自然な形跡がある」として強制,拷問,脅迫の疑いを指摘し,自白の任意性に疑いがあるとして原判決を破棄差戻し。1959年12月2日,差戻しの高裁で無罪(確定)となった。

 本件は,二俣事件・幸浦事件など捜査段階における強制による自白が新聞報道され,公判でこれらの事件の担当刑事であった紅林・鈴木らが証人尋問されている時期に起こった事件で,本件事件の担当刑事も紅林・鈴木らであった。

 真犯人はつかまらず,時効が成立している。
判決日
1959/12/2
判決裁判所
東京高裁
書誌
判例時報219号11頁
1審
無期懲役
2審
無期懲役
最高裁
原審破棄差戻し
差戻し等
高裁無罪
再審
自白/否認
自白
備考
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