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冤罪事件データベース
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事件名 富山長野連続女性誘拐殺人事件 状態 確定無罪
事件名(よみ) とやまながのれんぞくじょせいゆうかいさつじんじけん 事件発生日 1980/2/23
罪名 みのしろ金目的拐取・殺人・死体遺棄・拐取者みのしろ金要求
事件地都道府県 富山県 事件地名 富山市
事件概要
 本件は,1980年2月下旬から3月上旬にかけて,富山市内の女子高生と,長野市内のOLとが連続して誘拐,殺害されたという事件であり,そのうち共犯者とされた男性被告についての無罪事件として記載する。

 1審では,男性被告人も実行を共同したとして起訴されていたが,第125回公判で検察が,男性被告人につき共謀共同正犯であるとして訴因変更を請求し,許可されたが,1審裁判所は,事前共謀が認められないとして,女性被告人に死刑,男性被告人に無罪を言い渡した。

 控訴審においても,…耕郢件で男性にアリバイが成立する,富山事件でも男性が殺害現場にいた可能性はないこと,男性の犯行への関与を裏付けるの証拠として事前共謀があったとする男性の捜査段階の自白があるが,不自然・不合理,不自然な変遷などがあり信用性がないとした1審判決は結論として是認できるとした。

 男性被告人の関与は,被告人らの供述証拠でしか認定できない証拠構造であるにもかかわらず,捜査段階,公判段階をとおして,上記のような検察側立証の変遷もさることながら,女性被告人及び男性被告人の供述が変遷しすぎており,事実認定が非常に困難であったことがうかがえる。
 
 男性と共謀した旨の女性被告人の供述について,引きこみの危険や,自己の刑責を軽くする目的で男性の存在を利用した可能性を重視して,信用性を否定した点は,この種の事件の判断手法として参考になる。
判決日
1992/3/31
判決裁判所
名古屋高等裁判所金沢支部
書誌
判例タイムズ799号48頁
1審
無罪
2審
無罪
最高裁
差戻し等
再審
自白/否認
捜査段階で自白あり
備考
事件地及び事件派生日は,最初の被害者を誘拐した場所,日を記載した。
赤いフェアレディZ事件ともいわれる。

起訴事実で実行共同正犯者とされた女性に対する死刑判決は,上告されたが,1998年9月4日上告棄却となっている。
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