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冤罪事件データベース
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事件名 遠藤事件(新潟ひき逃げ事件) 状態 確定無罪
事件名(よみ) えんどうじけん(にいがたひきにげじけん) 事件発生日 1975/12/20
罪名 業務上過失致死
事件地都道府県 新潟県 事件地名 阿賀町
事件概要
 本件は,1975年12月20日午後9時20分過ぎ,新潟県津川町(現阿賀町)の,福島県との県境に位置する国道49号線上で,酒に酔ってセンターライン付近に横たわっていた被害者が,トラックと推定される犯行車両により頭部・胸部を轢過され死亡したというひき逃げ事件である。

 被告人を禁錮6月とした1審判決,控訴を棄却した控訴審判決を最高裁はより詳細な証拠評価のうえ破棄し,無罪と自判した。

 最高裁は,犯行車両と被告人の運転車両が同一であるとは,証拠関係上,断定することは不可能であると判示したほか,「被告人車両のタイヤに人血と髪の毛がついていた(判決は,発見の経緯等も不自然である,としている)のであれば自分が轢いたのかもしれない」「異常な走行体験をした」という被告人の捜査段階の供述は多分に誘導の可能性があり,事件前の被害者を目撃した反対車線のバスと,事件現場より後の地点ですれ違ったとの被告人の供述も信用性を否定できないなど判示し,1審2審の証拠評価に対し厳しい見解を示している。

判決日
1989/4/21
判決裁判所
最高裁判所
書誌
判例時報1319号39頁
1審
禁固6月執行猶予2年
2審
控訴棄却
最高裁
破棄自判 無罪
差戻し等
再審
自白/否認
備考
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