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冤罪事件データベース
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事件名 鈴ヶ森お春殺し事件 状態 確定無罪
事件名(よみ) すずがもりおはるごろしじけん 事件発生日 1915/4/29
罪名 殺人罪
事件地都道府県 東京都 事件地名 品川区
事件概要
 1915年4月30日,東京市荏原郡大井町(現在の東京都品川区)の旅館街で,被害者の女性の死体が発見された。警察は犯行の動機を痴情のもつれによるものと判断し,被害者の愛人であった被告人が逮捕された。被告人は事件当日に現場を通行しており,その際ナイフを所持していたためであった。

 被告人は当初否認していたが,その後犯行を自白した。
 被告人の自白は,被害者の解剖所見と一致するものであり,また,海岸まで人を引きずった跡や,干潮の時間も一致していた。そのため,被告人は起訴されるに至った。

 ところが,公判では,被告人は拷問を受けて嘘の自白をしたと主張し,一転して犯行を否認し始めた。そして,12月5日,真犯人が現れ,自白したため,審理は中止された。
 結局,1918年9月27日,東京地裁は被告人に無罪判決を言い渡した。

 真犯人が名乗り出なければ,被告人はどうなっていたのか。
 冤罪の恐ろしさと,冤罪を見破ることの難しさを再認識させられる事件である。
判決日
1918/9/27
判決裁判所
東京地方裁判所
書誌
なし
1審
2審
最高裁
差戻し等
再審
自白/否認
備考
この事件は,「鈴ヶ森砂風呂殺人事件」と呼ばれることもある。
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