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冤罪事件データベース
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事件名 梅田事件 状態 確定無罪
事件名(よみ) うめだじけん 事件発生日 2010/--/--
罪名 強盗殺人・死体遺棄
事件地都道府県 北海道 事件地名 北見市
事件概要
 本件は,1952年10月8日ころ,北海道北見市内の山径において,北見営林局会計課に勤める被害者が凶器で殴打され殺害され,遺体が遺棄されたという強盗殺人,死体遺棄の事案である。

 他の強盗殺人罪でも立件されていた主犯格の男の供述と,捜査段階における被告人の自白のみが,被告人と犯人との結びつける証拠であり,被告人は第1審から犯行を否認し続けていたが,1審無期懲役,控訴棄却,上告棄却の後,第1次再審請求棄却を経て,1982年12月20日,釧路地裁で再審開始決定が下され確定し,1986年8月27日,実に事件から30年以上も後に,再審無罪となり,確定した。

 再審では,主犯格の男の供述について,共犯として引き込みの危険,他の真の共犯者を隠しているおそれ,被告人と関連する部分の不自然不合理な供述の変遷など,信用性が高度とはいえないことを認定した。
 その上で,捜査段階における警察に対する自白が任意性に疑いのあるものであること,検察官に対する自白も,客観的事実との整合性を中心に検討し,信用性がそれほど高いものとは言えず,被告人と本件犯行との結びつきを認定することは不可能であるとした。
判決日
1986/8/27
判決裁判所
釧路地方裁判所
書誌
判例時報1212号3頁
1審
無期懲役
2審
控訴棄却
最高裁
上告棄却
差戻し等
再審
無罪
自白/否認
捜査段階で自白あり
備考
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