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事件名 千葉成田ミイラ事件 状態 係争中
事件名(よみ) ちばなりたみいらじけん 事件発生日 1999/11/11
罪名 殺人罪
事件地都道府県 千葉県 事件地名 成田市
事件概要
1 事件(判決)の概要
 本件判決では、入院中の患者を退院させてその生命に具体的な危険を生じさせた上、その親族から患者に対する手当てを全面的にゆだねられた者につき、必要な医療措置を受けさせないまま放置したとして、不作為による殺人罪が成立するとされた事案。
(1)1999(平成11)年6月、男性A(当時66歳)は、脳内出血で倒れて兵庫県内の病院に入院し、意識障害のため痰の除去や水分の点滴等を要する状態にあり、生命に危険はないものの、数週間の治療を要し,回復後も後遺症が見込まれた。Aとその家族は、手の平で患者の患部をたたいてエネルギーを患者に通すことにより自己治癒力を高めるという「シャクティ治療」を行う民間治療家(本件被告人)に後遺症を残さずに回復できることを期待して治療を依頼。家族Bらは入院先の病院主治医の反対を押し切って民間治療家にゆだねた。
(2)判決は、Bは、「Aに対するシャクティ治療をBらからゆだねられ、Aの容態を見て,そのままでは死亡する危険があることを認識したが,シャクティ治療をAに施すにとどまり、未必的な殺意をもって、痰の除去や水分の点滴等Aの生命維持のために必要な医療措置を受けさせないままAを約1日の間放置し、痰による気道閉塞に基づく窒息によりAを死亡させた」と事実認定。
(3)2000年2月22日、カルト団体が起こした事件として、民間治療家Bを含む関係者10名が逮捕勾留され、同年3月14日、Aの長男Bは保護責任者遺棄致死罪、民間治療家は殺人罪で起訴。1審判決は民間治療家は殺人罪有罪で懲役15年。2審判決は、殺意、動機の認定を一部否定し、破棄自判、懲役7年。2005年7月4日、上告棄却、有罪が確定。

2 冤罪主張の概要
(1)1999年11月11日、成田署警察官と市内医院医師が様子を見に現れたが、医師は正式な死の徴候も調べずに死んでいるとし、翌日、千葉県警はAを死体として押収。その後、成田署の冷蔵室に3日間入れられた後、司法解剖を受けた。鑑定結果は、死因は脳出血の疑い、死後経過時間は約1ヶ月から5ヶ月とされた。
(2)死亡推定時期は事実と異なり、窒息死とされた死因についても窒息死の確証はなく、また窒息死を否定する専門家の意見が複数ある。
本件は、そもそも事件性がない。民間治療家はAに対する殺意を持っておらず、民間治療家であることが理解されていない、白紙調書作成、Bへの偽計による自白の強要などあり、殺人罪構成要件が満たされていないにもかかわらず、未必の殺意による不真正不作為犯の殺人罪が成立した。
(3)当時の千葉県警本部長は、富山県警本部長時代、警察庁長官賞狙いで捜査指揮簿を捏造し有罪判決を受けている。本件は、メディアを巻き込み、人権侵害をともなう未成年者の一時保護案件や浴衣寝巻姿での逮捕劇などがなされ、「カルトが起こした事件」として警察庁長官賞が上申されている。この件につき、国連人権委員会に提訴した。

上記判決に対して、死因、死亡推定時期、殺意のない等を争点に、再審請求の準備中である。
判決日
2005/7/4
判決裁判所
最高裁判所(上告棄却)
書誌
最高裁判所刑事判例集59巻6号403頁
1審
懲役15年
2審
懲役7年 破棄自判
最高裁
上告棄却 懲役7年確定
差戻し等
再審
自白/否認
民間治療家は、逮捕時から刑期を満期出所するまでの間、容疑を完全に否認。
備考
・千葉成田ミイラ事件,虜匿鎧抉腓硫顱文式サイト:http://www.spgf.org/
・解説映像『シリーズ冤罪の構図 文妓警本部長の権力)』(http://www.youtube.com/watch?v=jSyNjVg3CF8
・書籍『千葉成田ミイラ事件 戞http://goo.gl/XKRO9
・書籍『雪冤 冤罪のない社会へ』 2014年1月22日発刊
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